法定相続人の仕組みについて

法定相続人とは誰のことか?

マリアの彫刻基本的に我が国では、亡くなった人は自分の意志によって遺言をし、亡くなった後の財産に関して遺留分を侵害しない範囲内で自由に処分することができるようになっています。
この中うなった人のことを被相続人といいますが、被相続人が生きている間に遺言を残していたというような場合には、その遺言書の中に書かれている内容が優先されるようになっています。
ここに指定された相続人に財産を分け与えるようになるので、遺産分割協議をしなければいけないと言うことはありません。

民法で定められた相続権利者のこと

しかし遺言を残していなかったり、遺言が法的に無効と見なされた場合には、誰にどのくらいの財産を分ければいいのかと言うことを判断することができません。
争いなどが発生する可能性もあるので問題になります。
このようなことを避けるために民法で手続きが決められています。
民法ではこのような問題に対応するために、遺言が残されていない場合の被相続人の財産の範囲や順位が決められています。
この民法によって決められた相続人のことを法定相続人といいます。

遺言書が無い場合は法律で定められた通りに分割されます

被相続人が遺言を残していない場合には、法定相続人によって遺産分割協議が行われるようになっています。
このとき一人であれば問題が発生することはありませんが、複数いるという場合には協議を行必要があります。
そこで協議をスムーズに進めるために、法定相続分や優先順位などが決められています。
法定相続人の優先順位は1位が子供になります。
ここには胎児や養子、非嫡出子が含まれています。
2位は父母になります。
3位が兄弟姉妹となっています。
配偶者に関しては常に相続人になることができます。
たとえば配偶者と子供がいる場合には、配偶者の法定相続分が2分の1で、子供が2分の1になります。