遺産相続の権利を有する法定相続人について

法定相続人は国が定める遺産の権利者

壁面の彫刻たち遺産相続に関しては誰がどれだけの遺産を相続するかということが、民法によって決められております。この法定相続人は被相続人との間柄によって第1順位から第3順位にまで分けられております。第1順位が最も優先的に遺産を引き継ぐ権利を有しており、その後は上位の順位の者が居ない場合に下位の順位の者に相続権が移ります。

配偶者は50%の相続権を持つ別格の存在

配偶者はどの順位においても常に相続権を有します。ただし法律上の婚姻関係があることが必要ですので、内縁の妻や愛人などには相続権は一切ありません。

相続順位について

第1順位には子供や孫など被相続人の直系卑属が該当し配分比率は遺産総額の2分の1となります。該当者が複数いる場合は人数分で均等に分けます。残りの2分の1は配偶者が相続することになります。
第2順位には被相続人の両親や祖父母など直系尊属が該当します。配分比率は配偶者が3分の2で残り3分の1を両親などが均等に分けます。
第3順位は被相続人の兄弟や姉妹などで配分比率は4分の1となります。残りの4分の3は配偶者が引き継ぐことになります。

法律が相続について全ての基準を定めています

このような法定相続人となるには、法律上の親子関係などが必要となります。ですので再婚して相手に連れ子がいた場合にも、何の手続きを行わなければ再婚相手は配偶者として法定相続人となりますが、連れ子に関しては相続権を有しません。もし連れ子にも相続権を与えたい場合は、養子縁組をして法律上の親子関係を築いておくことが必要です。

非嫡出子

婚姻関係のない相手との間に生まれた子供は非嫡出子と言われ、再婚相手の連れ子同様にそのままでは相続権は発生しません。非嫡出子にも相続権を与えたい場合は認知をする必要があります。ただし認知して相続権が発生した場合でも、相続できる遺産額は嫡出子の半分となります。